分類体系 | ナス科 ホオズキ属の多年草 |
原産地 | 東南アジアで、近縁種が南欧やアメリカ大陸など温帯に自生 |
開花時期 | 6〜7月 頃 |
多年草で、草丈は60cmから80cm位になる。淡い黄色の花を6月から7月ころ咲かせる。 この開花時期にあわせて日本各地で「ほおずき市」が開催されている。 中でも、7月初旬に開かれる東京浅草寺のものは江戸時代から続いており、 60万人にのぼる人出がある有名なものである。 花の咲いた後に六角状の萼(がく)の部分が発達して果実を包み袋状になり、 熟すとオレンジ色になる。 食用や薬用としても知られているが、腹痛が起きることがあり特に妊娠中の女性は 禁物である。 観賞用としてのホオズキは、鉢植えやドライフラワーなどに用いられ、 その愛好家も多い。 果実は、以前はホオズキ人形や口で音を鳴らすなど子供の遊びにも使われていた。 |