ヒメフウロ

分類体系フウロソウ科フウロソウ属
原産地本州や四国の一部の石灰岩地
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
全草に特有の臭気があり、軟らかい開出した白毛がまばらにある。
茎は基部で分枝して、高さ20〜60cmになる。
葉は互生し、長さ3cm、幅5センチほどで、深く3全裂し、小葉はさらに羽状に深裂する。
茎の上部の葉は羽状葉状になる。
葉腋から長い花序を伸ばして、直径15mmほどの淡紅色の花を1〜2個つける。
花弁には2本、濃色の筋がある。雄しべの葯は赤い。果実は長さ2cmほどの嘴状となる。
古くなった葉や、結実期に入った全草は赤く染まることが多い。
最近、帰化したと思われるものが市街地に見られるようになった。
萼片には開出毛と腺毛がある。萼片の先端は芒になる。

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