ハゼノキ

分類体系ウルシ科 ウルシ属
原産地四国・九州・小笠原・琉球
開花時期5〜6月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
高さ7〜10m、直径8〜12cmになる。
樹皮は褐灰色〜暗赤色で平滑。老木では縦に裂け目ができる。
枝は灰褐色〜帯赤褐色。本年枝は無毛で、直径4〜8mm、突出した小さな皮目が多数ある。葉は互生。
長さ20〜30cmの奇数羽状複葉で、4〜8対の小葉がある。
小葉は長さ5〜12cm、幅1.8〜4cmの広披針形〜狭長楕円形で全縁、先端は長くとがる。
両面とも無毛で、裏面は緑白色。雌雄別株。黄緑色の小さな花を円錐状に多数つける。
花序は長さ5〜10cm。花弁は5個、長さ約2mmで、そり返る。
果実は核果。直径9〜13mmの扁球形。9〜10月に淡褐色に熟す。
表面は光沢があり、無毛。のちに外果皮がはがれて、縦筋のある白いロウ質の中果皮が露出する。
  冬芽は、3〜5個の芽鱗に包まれる。
頂芽は長さ4〜8mm、広卵形で先がややとがる。芽鱗は赤褐色でほぼ無毛。
側芽は球形で小さい。葉痕はハート形・半円形〜三角形でやや隆起する。
維管束痕は多数。(樹に咲く花)

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