分類体系 | タデ科イヌタデ属 |
原産地 | 日本各地から東アジア |
開花時期 | 頃 |
草丈30cmほど、時に60cmほどになる1年草で、半日陰になる湿性地に生育します。 タデの仲間は花が密につく花穂があるイヌタデやオオケタデ等を除いて、 専門家でないと区別は容易ではありません。 特に、ボントクタデ、ヤナギタデやこのハナタデ(別名ヤブタデ)は非常によく似ています。 初秋から秋に、細い花茎を出して、まばらに径2〜3mmほどの淡紅色の小さな花をつけます。 葉には、時に黒い斑紋がでます。葉先が尾状に伸びています。 この写真の個体は、ボントクタデのように花茎が下向きに曲がっていない、 葉の黒い斑紋が目立たない、ヤナギタデのように葉が細長くない、 また生育場所が里山の林縁の湿性地なので、ハナタデとしました。 多摩丘陵では、少し湿性の高い林縁に時々見られます。 |