分類体系 | ケシ科ハナビシソウ属 |
原産地 | カリフォルニア |
開花時期 | 5〜7月 頃 |
盃(さかずき)状に大きく開いた鮮やかなオレンジ色の花は、 遠くからでもよく目立ち、満開時には地面を覆いつくして オレンジ色のカーペットを敷いたようになります。 輝きのある花は、日中に開き、夜間や雨天は閉じています。 開花期が長く、丈夫であまり手がかかりません。 ワイルドフラワーとしてほかの草花との混合種子も売られ、 直まきで栽培されることもあり、自然のお花畑のような花壇もつくれます。 北米カリフォルニアの州花にもなっていて、 ネバダ州からテキサス州まで広く自生しています。 ハナビシソウ属(Eschscholzia)の学名は、 ロシアの医者で自然科学者のエッショルツ氏の名前に由来します。 野生種の花色はオレンジ色が基本で、園芸品種には、赤やピンク、 白があり、花色混合の一重咲きミックスのタネも流通します。八重咲きもあります。 近縁種にヒメハナビシソウ(E. caespitosa)があります。 カリフォルニア原産の小型種で、淡黄色の花が多数咲き、 花壇やコンテナに利用されます。 |