はなびし草

分類体系ケシ科ハナビシソウ属
原産地カリフォルニア
開花時期5〜7月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
盃(さかずき)状に大きく開いた鮮やかなオレンジ色の花は、
遠くからでもよく目立ち、満開時には地面を覆いつくして
オレンジ色のカーペットを敷いたようになります。
輝きのある花は、日中に開き、夜間や雨天は閉じています。
開花期が長く、丈夫であまり手がかかりません。
ワイルドフラワーとしてほかの草花との混合種子も売られ、
直まきで栽培されることもあり、自然のお花畑のような花壇もつくれます。
北米カリフォルニアの州花にもなっていて、
ネバダ州からテキサス州まで広く自生しています。
ハナビシソウ属(Eschscholzia)の学名は、
ロシアの医者で自然科学者のエッショルツ氏の名前に由来します。
野生種の花色はオレンジ色が基本で、園芸品種には、赤やピンク、
白があり、花色混合の一重咲きミックスのタネも流通します。八重咲きもあります。
近縁種にヒメハナビシソウ(E. caespitosa)があります。
カリフォルニア原産の小型種で、淡黄色の花が多数咲き、
花壇やコンテナに利用されます。

inserted by FC2 system