ハナアナナス

分類体系パイナップル 科
原産地エクアドル
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
多年生の草本で、茎はごく短く、葉を根出状に出す。葉は20-30出る。
長さ35cm以下で幅は10-15mm、線形から細い三角形で先端は細く尖り、
小さな鱗片があり、基部には紫褐色の縦筋が出る。葉鞘は楕円形で長さ6cm。
葉は弓状に反り返り、濃灰緑色。

花茎は葉の間から出て、直立する茅や斜めに伸びる。
茎の部分は葉の間に隠れ、花茎の方は深く瓦のように重なり合い、
下部のものは葉状、上部のものは長楕円形で先端が尖る。
その先に穂状花序を一つだけ着ける。花序は40以上の花を羽状につけたもので、
長楕円形で先端は丸くなっているか広く尖り、長さは16cmまで、幅は約7cm。
花を包む苞は楕円形で先端が尖り、竜骨状で革質、淡紅色から赤に淡緑色の鱗片がある。
萼片は互いに離れ、楕円形で先端はやや尖り、長さ35mm。
花弁は濃い菫色、菱形に近い円形で長さ20-25mm、大きく開く。
雄蘂は花の内部に隠れ、雌蘂は突き出す。

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