分類体系 | パイナップル 科 |
原産地 | エクアドル |
開花時期 | 頃 |
多年生の草本で、茎はごく短く、葉を根出状に出す。葉は20-30出る。 長さ35cm以下で幅は10-15mm、線形から細い三角形で先端は細く尖り、 小さな鱗片があり、基部には紫褐色の縦筋が出る。葉鞘は楕円形で長さ6cm。 葉は弓状に反り返り、濃灰緑色。 花茎は葉の間から出て、直立する茅や斜めに伸びる。 茎の部分は葉の間に隠れ、花茎の方は深く瓦のように重なり合い、 下部のものは葉状、上部のものは長楕円形で先端が尖る。 その先に穂状花序を一つだけ着ける。花序は40以上の花を羽状につけたもので、 長楕円形で先端は丸くなっているか広く尖り、長さは16cmまで、幅は約7cm。 花を包む苞は楕円形で先端が尖り、竜骨状で革質、淡紅色から赤に淡緑色の鱗片がある。 萼片は互いに離れ、楕円形で先端はやや尖り、長さ35mm。 花弁は濃い菫色、菱形に近い円形で長さ20-25mm、大きく開く。 雄蘂は花の内部に隠れ、雌蘂は突き出す。 |