分類体系 | アオギリ科 |
原産地 | インド |
開花時期 | 頃 |
花後に枯れる一年草です。 自生地では水田に生える雑草で葉っぱをお茶の代用品、果実や根を薬用として 利用するそうです。 日本には中国経由で薬草として入ってきました。 細かい時代まではわかりませんが、安永10年(1781年)刊の俳句を作る際の 手引き書「誹諧名知折(はいかいのなのしおり)」に図入りで紹介されている ところから 江戸時代中期には日本に渡来していたのではないかと思われます。 お昼頃に咲き始め、夜から翌朝には落ちてしまう短命な一日花ですが、 最盛期は新しい花を休みなく次々と咲かせ、夏から秋の長い期間楽しませてくれます。 花は中心の雌しべの部分を残して咲いていた形のままぽとりと落ちます。 落ちて少しの間は花びらが咲いていたときのままの鮮やかな色彩を残し株元を彩ります。 葉っぱは細長くて色は濃い緑色、縁にギザギザが入り表面は少し波打ちます。 |