ガーベラ

分類体系キク科ガーベラ属
原産地温帯な地域および、熱帯アジアやアフリカ
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
陽気で明るい雰囲気をもつ花で、葉は地際に集まって茂り、
花茎だけが長く伸びて咲くすっきりした草姿が特徴です。

原種のヤメソニー(Gerbera jamesonii)は赤色で花弁が細く、
枚数も少ないのですが、ほかのいくつかの原種との交配により、
多数の園芸品種が育成され、毎年のように新品種が生まれています。

多彩な花色と、一重、八重、スパイダー咲きやセミダブルなど
花形のバリエーションもあり、また、小鉢や寄せ植えに向く丈の低い小型のものから、
切り花用の高性種、花壇向きのガーデンガーベラなど、
モダンでハイカラな花として広い用途があります。

株全体には、うぶ毛のような細かい綿毛が密生して、ソフトな感じがします。
また、花の中心の部分(目と呼ばれる)は、淡い黄緑色から黒っぽいものまであり、
花弁との対比がよいアクセントにもなっています。

 切り花用には主に栄養系の品種が使われますが、
鉢物用にはタネから育てる実生系の品種の利用がほとんどで、
まいてから4〜5か月で開花します。
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