分類体系 | キク科ガーベラ属 |
原産地 | 温帯な地域および、熱帯アジアやアフリカ |
開花時期 | 頃 |
陽気で明るい雰囲気をもつ花で、葉は地際に集まって茂り、 花茎だけが長く伸びて咲くすっきりした草姿が特徴です。 原種のヤメソニー(Gerbera jamesonii)は赤色で花弁が細く、 枚数も少ないのですが、ほかのいくつかの原種との交配により、 多数の園芸品種が育成され、毎年のように新品種が生まれています。 多彩な花色と、一重、八重、スパイダー咲きやセミダブルなど 花形のバリエーションもあり、また、小鉢や寄せ植えに向く丈の低い小型のものから、 切り花用の高性種、花壇向きのガーデンガーベラなど、 モダンでハイカラな花として広い用途があります。 株全体には、うぶ毛のような細かい綿毛が密生して、ソフトな感じがします。 また、花の中心の部分(目と呼ばれる)は、淡い黄緑色から黒っぽいものまであり、 花弁との対比がよいアクセントにもなっています。 切り花用には主に栄養系の品種が使われますが、 鉢物用にはタネから育てる実生系の品種の利用がほとんどで、 まいてから4〜5か月で開花します。 |