フユイチゴ[冬苺]

分類体系バラ科キイチゴ属
原産地関東地方南部・新潟県以西〜九州の山野や沿海の山地の林縁や林下
開花時期9〜10月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
茎や枝に褐色の曲がった短毛が密生し、刺のあるものとないものがある。
葉は互生。葉身は長さ幅ともに5〜10cmのほぼ円形で、浅く3〜5裂する。
縁には細かい歯牙状の鋸歯がある。鋸歯の先端は小さな芒になる。
表面には毛は少ないが、裏面の脈上や葉柄には短毛が多い。
托葉は長さ1〜1.5cmの披針形で羽状に細かく裂ける。落ちやすい。
枝先や葉腋に白い花が5〜10個集まって咲く。花弁は長さ7〜8mm、萼片とほぼ同長。
萼の外面や花柄には淡褐色の短毛が密生する。
果実は集合果。直径約1cmの球形で、11月〜1月頃赤く熟す。
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