分類体系 | キク科 ティモフィラ属 |
原産地 | アメリカ・テキサス州〜メキシコ |
開花時期 | ほぼ周年 |
黄色い野菊を思わせる小花が、株を覆うように次々と咲き続けます。 小花ですが名わき役ともいえる花で、四季咲き性があり、春から初冬まで、 ほとんど途切れることなく花が咲くため、コンテナの寄せ植えやハンギング、 また、花壇の縁取りなど、用途が広く重宝します。 葉は小さく光沢のある鮮やかなグリーンで羽状に細かく切れ込み、密に茂っても すき間が多いので、全体にふんわりとした感じになります。 茎は細くしなやか、自然に分枝して広がり、株張り30〜40cmぐらいになりますが、 芽吹きもよく、刈り込んで切り戻すことで、形や大きさを自由に仕立てられます。 また、全草に清涼感のある香りがあります。 ティモフィラ属には10数種がありますが、今のところ園芸的に利用されるのは本種 だけで、花つきがよく早生で草姿のまとまりのよいものが選抜され、 ‘ゴールデン・ドーン’‘イエロー・チャンピオン’‘イエロー・ブーケ’ ‘サンシャイン’などいくつかの園芸品種が育成されています。 |