ブータンルリマツリ(ルリマツリモドキ)

分類体系イソマツ科 / ルリマツリモドキ属(ケラトスティグマ属)
原産地中国西部、ヒマラヤ、エチオピア
開花時期7月〜10月 頃
* * * * * 特徴 * * * * *
ケラトスティグマ属(Ceratostigma)には8種があり、冬に地上部が枯れる草本性の
ものと、茎が残って低木状になるものがあります。
 最も一般的な種類はルリマツリモドキ(C. plumbaginoides)で、中国西部が原産の
耐寒性宿根草です。
地下茎を伸ばして広がり、茎葉がこんもりと密生して、コバルトブルーの花が次々と
長い間咲き続けます。
花壇の縁取りやコンテナなどに利用が多く、グラウンドカバープランツとしても
使われます。

 低木状の種類では、グリフィチー種(C. griffithii、和名はブータンルリマツリ)と
ウィルモチアナム種(C. willmottianum、和名はアルタイルリマツリ)がよく栽培
されます。
草丈があるので、花壇の中央や後方にも利用できます。
両種はよく似ていますが、グリフィチー種はやや大型で小枝が少なく、花期は主に
秋です。ウィルモチアナム種はよく枝分かれし、やや繊細な印象で、初夏から秋に
咲きます。
なお、ルリマツリ(Plumbago auriculata)という種類は別属のプルンバゴ属で、
南アフリカ原産の半耐寒性半つる性の低木です。
花は淡いブルーとホワイトがあり、春から晩秋まで咲き続けます。
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