アンティゴノン(アサヒカズラ)

分類体系タデ科アサヒカズラ属(アンティゴノン属)
原産地メキシコや中央アメリカ
開花時期
* * * * * 特徴 * * * * *
本種に朝日葛(アサヒカズラ)の和名があり、属名の和名もアサヒカズラ属という。
世界の熱帯・亜熱帯地方で観賞用に広く栽培されている。
日本へは大正時代に渡来した。
沖縄では逸出したものが野生化しており、ピンクシャワー(pink shower)と
呼んでいる。
蔓性で長さは10メートルに達する。
葉はハート形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは10センチくらいあり、縮緬状となる。
葉は肉厚で滑らかである。
開花時期は4月から12月である。
花は1つの花序に10輪以上つき、その先端が巻き髭になっている。
花に花弁はなく、5枚のハート形の萼片がピンクに色づく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように
見えるもの)である。
和名の由来は、花の色から朝日を連想したものである。
別名を新渡戸葛(ニトベカズラ)という。
これは、元台湾総督府にいた新渡戸稲造博士を記念した名で、YListではこちらを
標準和名としている。

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