分類体系 | タデ科アサヒカズラ属(アンティゴノン属) |
原産地 | メキシコや中央アメリカ |
開花時期 | 頃 |
本種に朝日葛(アサヒカズラ)の和名があり、属名の和名もアサヒカズラ属という。 世界の熱帯・亜熱帯地方で観賞用に広く栽培されている。 日本へは大正時代に渡来した。 沖縄では逸出したものが野生化しており、ピンクシャワー(pink shower)と 呼んでいる。 蔓性で長さは10メートルに達する。 葉はハート形で、互い違いに生える(互生)。 葉の長さは10センチくらいあり、縮緬状となる。 葉は肉厚で滑らかである。 開花時期は4月から12月である。 花は1つの花序に10輪以上つき、その先端が巻き髭になっている。 花に花弁はなく、5枚のハート形の萼片がピンクに色づく。 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように 見えるもの)である。 和名の由来は、花の色から朝日を連想したものである。 別名を新渡戸葛(ニトベカズラ)という。 これは、元台湾総督府にいた新渡戸稲造博士を記念した名で、YListではこちらを 標準和名としている。 |